てんびん(3年生) | |
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自作の天秤を作る場合、材料の入手の容易さと工作の安全性が重要となります。教科書では円筒形の筒、工作用方眼紙、たこ糸、などを使います。(平成24年度は直接机に貼り付けてある。) ここで問題となるのは次の3点です。 @ 円筒形の入れ物があまりない。(ポテトッチプスの箱ぐらい) A ペットボトルは蓋の部分が小さくて支えに適さない。 B 工作用方眼紙を二枚重ねても少しの重さでゆがんでしまう。 C たこ糸をセロハンテープで貼るのは簡単だが何となく強度に不安を感じる。 |
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【工夫するときの注意事項】 @ 牛乳などの紙パックは豊富にあるが、天井が平らでは ないので穴を 開けなければならない。 A 角材はお金がかかるし、のこぎりで切断するのが大変。 B たこ糸を結べばいいのだが3年生には意外と難しい。穴を開ける時 が危険。 |
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【工夫のポイント】 @ 広く使われているペットボトルを使う。蓋の部分が狭いので、紙コッ プをかぶせることによって支えの部分を広くする。 A 天秤棒の部分はゆがまないように補強材として割り箸を入れる。 B 結ばなくても良い材料を使う。 |
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【材料】 紙パック、工作用方眼紙、割り箸、紙製プリンカップなどの容器、 目玉クリップ、エナメル線、ゼムクリップ、竹串 【道具など】 はさみ、セロハンテープ、接着剤、画鋲 |
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【作り方】 @ ペットボトルに紙コップをかぶせる。 A 紙コップの高台部分に切り込みを入れ、竹ぐしを載せる。 B とがっている方にセロハンテープをまく。(安全のため) C 竹ぐしを紙コップにのせセロハンテープを貼る。 |
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C 割り箸を割って工作用方眼紙に貼り付ける。 (30cm×4cm) D 同じ大きさの工作用方眼紙を箸を挟むように貼り合わせる。 |
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E 方眼紙の両端から2cmのところに切り込みを入れる。 F ゼムクリップを開いて差し込む。 |
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G 給食用ヨーグルトカップに4つ穴を開ける。 H エナメル線を穴に通し、受け皿を作る。 結ばなくてよい。子どもには工作が容易である。 |